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『釈迦』(しゃか)は、大映京都撮影所が制作し、1961年(昭和36年)11月1日に大映が封切り公開した三隅研次監督の日本映画。日本初の「70ミリスーパーテクニラマ」による超大作映画である〔。総天然色、156分。 == ストーリー == 紀元前5世紀のインド。カピラ城で釈迦族の王子・シッダ太子が生まれる。20年後、シッダはスパーフ城で開かれた婿決めの武芸大会で従兄のダイバ・ダッタを打ち負かし、美貌の誉れ高いヤショダラー姫を妻に迎える。しかし、自分の恵まれ過ぎた境遇と、身分差別が生む世の無常に悩むシッダは遂に旅に出て出家する。 出家したシッダを想い嘆き暮らすヤショダラーに邪な愛を抱くダイバは、ある夜、シッダの振りをしてヤショダラーに近づき、彼女を犯す。ヤショダラーは自害し、ダイバは釈迦族を追放される。 荒野や原始林を経て、太子の放浪の旅は続き、やがて菩提樹の下で太子は6年間の瞑想の行に入る。森からは様々な魔羅(マーラ)が現れ、悟りの邪魔をしようと太子を誘惑し、攻めてくる。しかし村の女ヤサの力添えにより、ヤショダラーの死をも乗り越え、太子はついに悟りを開いた。ヤサは帝釈天の仮の姿であり、太子はここに「仏陀」となった。 仏陀の許には、全国から教えを乞うて人々が集まるようになる。一方、ダッタは仏陀を倒すため、シュラダ行者の下で神通力を身に付け、マダカ国のアジャセ王子に取り入って、インドラ神を祀ったバラモンの一大神殿都市を建造し、仏教徒を迫害し、処刑を行った。 やがてダッタの行いに疑いを持ったアジャセ王子はブッダの教えを受けて、ダッタから離れた。これを知ったダッタはアジャセ王子に父王殺しの濡れ衣を着せて、建設なったインドラ大神殿でマダカ国王となることを宣言。仏教徒を火刑の生贄にしようとする。 このときついに仏陀の怒りが奇跡を呼び、激しい地震と地割れが大神殿を襲い、たちまち神像は崩れ、ダッタは地割れに呑みこまれていく。自らの非を認め許しを乞うダッタに仏陀の慈愛は差し伸べられ、その命を救う。 それから数年、ブッダの慈愛の教えは全国に広まっていた。やがて入滅の時を迎える仏陀だったが、その教えは人々の中に刻まれ、永遠に継がれていくのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「釈迦 (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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